管理人さんがいる物件にはさまざまなメリットがあります。見知らぬ土地で生活を始める方にも力強い味方になってくれそう。ここでは「管理人付き物件」をおすすめするポイントをご紹介します。
管理人付き物件の一番の魅力は防犯面で安心できることです。最近はオートロックなどのセキュリティ設備が充実した物件も多くありますが、エントランスが有人かそうでないかで防犯性も大きく変わってきます。管理人さんがエントランスにいることで不審者の侵入を防げるため、防犯性はぐっと高まります。管理人常駐の物件であれば遅い帰宅時なども安心でき、女性にとっては特に心強い味方になるでしょう。
共有部を清潔に保つのも管理人さんのお仕事の一つです。散らかりがちなゴミ置き場の掃除と分別整理、共同廊下や階段、エントランスの掃除などを行ってくれます。共用部に植栽がある物件では植栽管理も。景観を良くするだけでなく、植栽からの害虫発生も防ぎます。管理人さんが清掃を行ってくれることで、入居者が共有部を綺麗に使おうとする意識も高まり、物件全体の清潔維持に繋がります。
共用部の電灯が切れていると夜間の出入り時に不便ですし、事故に繋がる可能性もあります。共用廊下が真っ暗だったら不安な気持ちにもなってしまいますよね。清掃だけでなく、設備の点検作業も管理人さんのお仕事。電灯の点検・交換のほかにも、専門業者の点検に立ち会ったり、故障等があった場合に修繕をお願いしてくれたりします。日々入居者が不便なく生活できるよう、管理人さんが設備管理を行っています。
見知らぬ土地で初めて一人暮らしをする方も多いでしょう。土地勘がなかったり、何かと暮らしで困ったことがあった場合に相談できる人が近くにいるのは安心できますね。もし入居者同士でトラブルがあった場合でも相談することができます。入居者の不在時に、郵便物を代わりに受け取っておいてくれるところもあります。荷物が届く時間帯にお部屋にいれなくて、なかなか荷物が受け取れない時などにとても助かりますね。
●住み込み管理(常駐管理)・・・管理人がマンション敷地内の住み込みで業務を行う。
●日勤管理・・・管理人が通勤して「平日の日中と土曜の午前中」など、決まった時間で業務を行う。
●巡回管理・・・週2~3回、ゴミの日に見回りをするなど、管理人が定期的に複数のマンションを巡回する。
管理形態によって利便性に伴い、費用も変わってきます。また物件によって対応の内容や仕方はさまざまです。入居前に確認して自分にあった管理人付き物件を見つけましょう!